研究課題
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一九四〇年代から九〇年代に至る台湾におけるモダニズム文学の生成を、五〇年代の『文學雜誌』と『現代文學』の精読を通して明らかにした。夏濟安によって台湾にもたらされたモダニズムの系譜を再考し、夏と中国の現代詩人卞之琳との交友関係を繙いて、『文學雜誌』に見られるモダニズム詩への傾倒が、中国の現代派詩人と密接に関係していることを明らかにした。『現代文學』の影響を受けた作家舞鶴を考察する過程で、日本統治期台湾の作家坂口れい子に注目し、彼女の「蕃地」をめぐる創作テーマ及び台湾作家との接触について調査研究を進め、坂口が台湾作家のみならず霧社事件の生存者とも接触していた事実を新資料によって明らかにした。
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「聚散离合的文学时代」論文集
ページ: 96-101
熊本日日新聞
巻: 第25758、25759、25760(11月15、16、17日) ページ: 17面,22面,24面
野草
巻: 第90号 ページ: 1-19
中正漢學研究
巻: 第1期 ページ: 193-210