研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、共和制からシニョリーア制、寡頭制への移行期のイタリア都市において、公権力としてのコムーネの性格がいかに変化したかを司法面から明らかにすることであった。各年1カ月程度、イタリアの文書館に赴き、裁判記録簿や議会議事録の調査、収集を行った。そこからは司法をめぐる政府や裁判官、市民らの実践によって、司法と政治とのバランスが後者に傾いていく様子が明らかになった。この成果は国内外の学術雑誌においてまもなく公表される予定である。
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The Southern African Journal of Medieval and Renaissance Studies, Special edition (Essays in Honour of Dr M.E. Bratchel)
巻: (in press )(ページ数未定)
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