研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、第一に、20世紀フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナスが、第二次大戦という「破局」の経験を経て、どのようにして「共生の倫理」と呼ぶべき思想を樹立するにいたったのかについて、最新の研究状況を踏まえて考察をした。同時に、その思想から「破局」の問題全般を考察する糸口を見いだすために、現代における「破局」をめぐる哲学的思想や具体的議論についても調査を行なった。いずれについても、研究成果を適宜国内外の学会発表や論文投稿または共著出版のかたちで公表した。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件) 図書 (5件)
京都ユダヤ思想
巻: 第5号 (掲載確定)
グローバル化時代における現代思想, ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で』から出発して (東京大学東洋文化研究所)
巻: 第2号
フランス語フランス文学研究
巻: 第102号 ページ: 137-152
国際哲学研究
巻: 第2号 ページ: 167-170
社会思想史研究
巻: 第36号 ページ: 108-126