研究課題
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本研究では、ダムナティオ・メモリアエ(記憶の断罪)を手がかりとして、紀元後96年のドミティアヌスからネルウァへの帝位継承の分析を行った。その結果、ダムナティオ・メモリアエによる記録の破壊行為は叙述史料に残されているほど苛烈ではなかったものの、辺境地域においても広く行われていたことが確認でき、ネルウァやトラヤヌスがローマ軍との関係を重視していた姿が明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
ヨーロッパ・「共生」の政治文化史 (成文堂)
ページ: 3-20
Journal of Greco- Roman Studies
巻: 52 ページ: 141-151
http://www.dbpia.co.kr/Article/3360060