研究課題
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本研究の目的は、戦後沖縄/日本における重要な争点となってきた、「沖縄戦」と「米軍基地」をめぐる諸問題の「空間形成」過程について、「開発」を媒介項として明らかにすることである。研究成果として、沖縄側は戦後一貫して開発によって基地経済から脱却し、自立経済を達成することを求めていたが、1960年代に日本政府の関与が増大し、復帰へと至る過程において、その構想が本土側によって挫折を余儀なくされていく過程が明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 2件)
立命館大学人文科学研究所紀要
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日本史研究
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年報日本現代史
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