対面で意見の異なる2名あるいはそれ以上の複数人が互いに相手を説得する状況を設定し、コミュニケーション当事者が言語・非言語的チャネルをどのように使用するかについて検討を行った。その結果、対面説得場面において送り手の特徴的な言語的・非言語的チャネルの使用の仕方を明らかにした。さらに、2者間コミュニケーションとそれ以上の複数人のコミュニケーション状況では、送り手の言語的・非言語的チャネルの使用が異なることを明らかにした。以上の結果から、社会的スキル・トレーニング・プログラム開発のための基礎的な知見の提出ができた。
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