研究課題
24年度に実施された小中学校への調査結果や教師と保護者への半構造化面接の結果をまとめた。その結果,調査ではASD傾向のある子どもは定型発達の子どもと比べ,欠席日数が有意に多く,また気分の落ち込みやストレス認知,行動的・情緒的問題と広い範囲で有意に高く,多様な問題を抱えやすい傾向がうかがえた。半構造化面接では,集団生活での適応について,本人の能力の高低や障害特性の強弱によるのではなく,他者からのサポートの受けやすさや支援の得やすさ(愛嬌や他者への質問,援助要請など)が高い子が生活でうまくやれているという結果が得られた。以上のことから,25年度調査では社会的スキルとソーシャルサポート,また嫌なことがあった時の対処法としての問題解決が適応促進に有効とする仮説をたて,調査による検証を行った。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)
小児の精神と神経
巻: 53 ページ: 343-351.
巻: 54 ページ: 17-28.
心理学研究
巻: 85 ページ: 印刷中
精神医学
巻: 56 ページ: 印刷中
臨床精神医学
巻: 42 ページ: 1563-1572.