日本の社会民主主義者および関係者とアメリカのケネディ・ジョンソン政権に近い知日派との関係を中心に、日米の文化関係を検証した。ロックフェラー史料館に所蔵された、ロックフェラー財団やフォード財団の史料を閲覧した。民間財団史料の閲覧を目的としたアメリカ訪問など、海外での研究調査を行った。最終的な成果として『帝国日本のアジア研究――総力戦体制・経済リアリズム・民主社会主義 』明石書店を2015年1月に刊行した。同書は全国紙で書評(日本経済新聞3/15・読売新聞4/19)されるなど注目を集め、4月に重版となった。
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