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2013 年度 実績報告書

新制度派社会学による原価企画の生成発展過程の研究

研究課題

研究課題/領域番号 24830050
研究機関神戸大学

研究代表者

鈴木 新  神戸大学, その他部局等, 研究員 (10637002)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
キーワード原価企画 / 管理会計 / コストマネジメント / VE
研究概要

本年度は、インタビュー調査および新しく収集した歴史的資料に基づき、これまでの分析枠組みを再構築するとともに、原価企画活動の形成過程について分析を行った。
前年度の研究成果(論文「制度的思考による原価企画研究の意義」として『社会関連会計研究』誌に掲載)である分析枠組みに基づいて、インタビュー調査の結果と収集した歴史的資料の分析を行い、APIRA2013 (Asia Pacific Interdisciplinary Research in Accounting)のEmerging Scholar Colloquiumにて経過報告を行なった。その過程において、これまでの分析枠組みを拡充する必要性が明らかとなった。具体的には、前年度までは技術としてのVEの「制度性」(行為者を規定する作用)の発現プロセスという見方から原価企画の生成発展過程を解明するとしていたが、VEを「技術」としてのみならず関係者を巻き込む「説得材料」として捉えることが適切であることが判明した。そこで「翻訳の社会学(アクターネットワーク理論)」に基づいてVEの普及過程を捉える枠組みを再構築し、原価企画の生成発展過程を解明することを試み、日本会計研究学会全国大会および日本社会関連会計学会全国大会にて報告した。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 日本における源流管理の生成-翻訳の社会学の視点から-2013

    • 著者名/発表者名
      鈴木新・天王寺谷達将
    • 学会等名
      日本社会関連会計学会
    • 発表場所
      獨協大学
    • 年月日
      20131109-20131110
  • [学会発表] VE diffusion and Industrial Policy in Japan2013

    • 著者名/発表者名
      Arata Suzuki
    • 学会等名
      The Seventh Asia Pacific Interdisciplinary Research in Accounting (Emerging Scholar Colloquium)
    • 発表場所
      神戸国際会議場
    • 年月日
      20130725-20130725
  • [学会発表] VEの普及を通じた原価企画活動の形成に関する歴史的研究2013

    • 著者名/発表者名
      鈴木新
    • 学会等名
      日本会計研究学会
    • 発表場所
      中部大学
    • 年月日
      2013-09-06

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公開日: 2015-05-28  

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