• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

保育者の悩み・学習ニーズの変容と同僚性を基礎とした研修に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24830104
研究機関大谷大学

研究代表者

黒澤 祐介  大谷大学, 文学部, 助教 (40633631)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
キーワード保育カンファレンス / 同僚性
研究概要

保育カンファレンスの実証的な効果評価とモデル開発のため、A市公立保育所で若手保育士を対象としたカンファレンスを1年間に延べ約50回開催し、全保育士409名に対し個人IDを付与し「保育での悩み」など138項目の追跡型アンケート調査を4回実施した。
保育カンファレンスは、特定の若手保育士を対象として1年間継続し、①午前中に保育観察を行う、②午睡時間内の1時間半ほど会合し、若手保育士から保育の悩みを出して、それについて5~10名程度で議論をすすめる、という方法で行ってきた。子どもの発達の見方や、どのような保育の工夫ができるか、また、同僚保育士からみた若手保育士自身の良いところなどを出し合い、自由に発言できる機会が持てた。
アンケート結果からは、保育士の抱える悩みは保育士同士、特に管理職との人間関係が強く影響していることが明らかになった。また、保育カンファレンスを継続して行った6ヶ所では、カンファレンスを実施していない他の保育所に比べて、保育士同士や保育士と管理職との関係の良さが高まってきた。保育カンファレンスには、園内の人間関係を良くする効果があることが明らかになった。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 保育所における社会的養護機能の再検討2013

    • 著者名/発表者名
      黒澤祐介
    • 雑誌名

      大谷学報

      巻: 第93巻2号 ページ: 24-36

    • 査読あり
  • [学会発表] 保育者の悩みの質と関連要因の研究(1)-同僚性に着目して-

    • 著者名/発表者名
      黒澤祐介 服部敬子
    • 学会等名
      第66回日本保育学会
    • 発表場所
      中村学園大学

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi