研究概要 |
実験は京都大学こころの未来研究センター別館(2F 発達療育室)を利用し、申請者が京都大学博士課程在学当時に療育対応していた自閉症児をリクルートし論理パズル様式の実験を行った。 同様に京都大学こころの未来研究センターにおいて京都市内の小学校からリクルートした定型発達児童を対照群として実験を行った。 これまでに自閉症児23名、定型発達児17名に実験を実施した。自閉症児と定型発達児に対して、さまざまな論理演算を入れ込んだ論理パズルを実施し、どのような論理演算の際に自閉症児が困難を有すのかについて実験的に検討した。 中途の結果については34th Annual Cognitive Science Conference (August 1-4, 2012) のCogSci 2012 Poster Session 1において“how do children with autism solve logic puzzle?”Hiroyasu Ito, Masataka Nobuo としてポスター発表を行った。
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