研究課題
研究活動スタート支援
小児がん患児の終末期には、病状説明等のコミュニケーションに関する支援ニーズが高い。本研究では終末期におけるコミュニケーション(EOLd)の現状把握を目的とし、医療者対象の調査を実施した。その結果、病名については小学校低学年でも6割の医師が伝えているのに対し、死が近いことについては高校生の場合でも2割程度しか伝えられていないことが明らかとなった。また成人の場合と異なり、伝えなければならない理由がない、患児の理解力に限界がある等の理由から、EOLdが主に家族との間でもたれていることが示された。こうした負担を軽減することで、家族との間での良好なコミュニケーションが促進されることが期待される。
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Japanese Journal of Clinical Oncology
巻: (in press)