研究課題
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離散パンルヴェ方程式と呼ばれる特別な2階代数的差分方程式がある。その一種であるD7(1)型dパンルヴェ方程式の既約性を証明した。2階代数的差分方程式が既約であるとは、超越関数解が差分体の分解可能拡大に属さないということである。既約性から、超越関数解が線形差分方程式の解や1階代数的差分方程式の解により代数的に表現できないことが導かれる。また、差分リッカチ方程式の差分の変換によらない標準形を導出した。
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Results in Mathematics
巻: Volume.64, Issue 3 ページ: 423-433
10.1007/s00025-013-0324-8