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本研究は、水酸化物イオン伝導性を有する配位高分子を新規に合成し、そのイオン伝導性を明らかにすることを目的とし、25年度は、水酸化物イオンを含有する配位高分子のイオン伝導性を明らかにすることを目的とした。熱安定な配位高分子の細孔の内部にテトラブチルアンモニウム水酸化物塩を包摂した新規配位高分子を用いて、イオン伝導度の評価を行った。伝導度測定の結果、水酸化物イオンを導入する前と比べ、導入後では、最大で4桁の伝導度の上昇を示すことを明らかにし、配位高分子を用いた水酸化物イオン伝導体の創製に初めて成功した。
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