研究課題
本研究では光学クローク構造のトポロジー最適化法を新たに開発し、特定の電磁波に対し散乱を最小化することが可能な誘電体構造を設計した。従来のトポロジー最適化法では誘電体と空気の中間媒質であるグレースケールと呼ばれる領域が最適化構造内に存在し、最適化構造を実際に作成することが困難であったが、本研究で開発したトポロジー最適化法では完全にグレースケールを含まない最適化構造を設計することが可能となった。明瞭な誘電体境界をもつ最適化構造を設計することが可能となったことで、今後3Dプロンタなどの新しい作製技術との連携が期待できる。これらの成果はApplied Physics Letters をはじめとした論文誌や、ICMAT2013、Metamaterials 2013、WCSMO10などの国際会議でも成果が発表された。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Applied Physics A
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