研究課題
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本研究は、鉄鋼製錬で発生する製鋼スラグ(特に脱リンスラグ)からリンを分離回収することによって、製鋼スラグ発生量の削減と貴重なリン資源の確保を達成することを目指した。排出時の製鋼スラグがリン濃縮固相と鉄含有液相が共存した溶融状態であることに着目し、製鋼スラグの溶融状態での遠心分離実験を行った。その結果、低塩基度組成のスラグでリン濃縮固相が上層に濃縮することが確認され、比重分離が原理的に可能であることが示された。
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福岡工業大学エレクトロニクス研究所所報
巻: 第31巻(印刷中)
環境技術
巻: Vol.43、No.2 ページ: 79-85