研究課題
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生殖を制御するという報告があるキスペプチン神経系が持つその他の機能を包括的に理解するため、受容体を発現する細胞をGFPで可視化し、RNAseqによって同定するという新しいアプローチを用い、キスペプチンによって制御される神経系を同定した。また、この方法によって同定したニューロンに対して電気生理学的な手法によってキスペプチンの作用を解析した。キスペプチンによって、摂食や恒常性維持に関連するペプチド神経系、行動への関与が示唆されるペプチドニューロンに対し、持続的な脱分極を引き起こすことが示唆された。また関与が示唆されたいくつかの神経ペプチドについて、TALEN法によるノックアウト個体の作出を行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (20件) (うち招待講演 5件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Endocrinology
巻: Vol. 155 ページ: 536-547
J Comp Neurol
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http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/naibunpi/kanda/