研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、細胞内で超分子複合体を構築する分子メカニズムの解明を目指した。特に、シアノバクテリアがチラコイド膜上に有する光捕集アンテナ複合体に着目し、その形成に関与するタンパク質の構造と機能を明らかにすることを目的として研究を行った。その結果、シアノバクテリア由来Ycf34タンパク質の発現プラスミドベクターを構築することができ、さらに、目的タンパク質の発現・精製にも成功した。そして、精製タンパク質には鉄硫黄クラスターが含まれていることが明らかとなった。また、変異導入実験によって、タンパク質内の5つすべてのシステイン残基が鉄硫黄クラスターの保持に関与していることが示唆された。
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PCC 6803 interferes with the photosynthetic electron transport chain、Biochimica et Biophysica Acta–Bioenergetics
巻: 11 ページ: 1817
10.1016/j.bbabio.2012.06.002
http://apollo.cc.kurume-nct.ac.jp/~hagiwara/