研究課題
研究活動スタート支援
木材の経年にともなう材質変化を明らかにすることを目的として、1.ケヤキ材およびスギ材の熱処理による材質変化、2.経年にともなうケヤキ材の材質変化を評価した。その結果、材質変化には温度依存性があり速度論的に解析が可能であることがわかった。また、比強度および破壊に要するエネルギーが経年により有意に減少していた。さらに、3.木材中に存在する水分の影響を考察するため、温度・湿度を制御した湿熱処理を行い、温度と湿度の両方を考慮した材質変化のモデリングに成功した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (2件)
Journal of Wood Science
巻: 60巻1号 ページ: 12-20
木材工業
巻: 68巻8号 ページ: 336-341