研究課題
EGFR変異のあるヒト肺がん細胞株に正常RETを強制発現させ,EGFR阻害薬の耐性化が起こるかを検討した.RETの遺伝子導入によりEGFR阻害薬の耐性化がみられた.また下流シグナルについてERK,AKT,STAT3のリン酸化抗体を用いて検討を行い,現在解析中である.臨床症例での免疫染色によるRET高発現群においては,RT-PCRによる結果と同様に,予後が不良であった.これらの結果について,AACR-IASLC Joint Conference on the Molecular Origins of Lung Cancerにおいてポスター発表した.(Can lung cancer with overexpression of RET-proto oncogene be a good candidate for vandetanib treatment? Sunohara M et.al. Clin Cancer Res 2014;20(2Suppl):Abstract nr B22. )現在下流シグナルなどのデータを合わせて投稿準備中である.
25年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
Clin Cancer Res
巻: 2Suppl ページ: 20