研究課題
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代表的な過眠症であるナルコレプシーは、自己免疫機序の異常が成因のひとつとして示唆されているが詳細は明らかになっていない。研究代表者は日本人ナルコレプシー集団を対象としたゲノムワイド関連解析を行い、遺伝子Aのプロモーター領域に位置するSNPがナルコレプシーと強く関連することを見出した。さらに、ヒト検体を用いた発現解析や、マウスを用いた行動実験により、遺伝子Aが病態へどう寄与するか検討した。ナルコレプシー患者は遺伝子Aの発現が低下しているため、炎症応答時にオレキシン発現量が低下しやすく、覚醒を維持できないということを示唆する結果を得た。
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Journal of Human Genetics
ページ: 1-6
10.1038/jhg.2014.13.
PeerJ
巻: 1 ページ: e66
10.7717/peerj.66.