研究課題
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ハイドロセルラーフォームドレッシングは浸出液を吸収し、創面に保持することを目的としているが、その過程において、浸出液成分がどのよ うに変化しているのかは不明である。本研究では浸出液の成分変化が創傷治癒に及ぼす影響を動物実験にて検討した。実験方法は、ラットの背部2ヶ所に全層欠損創を作製し、フィルムドレッシング及びハイドロセルラーフォームドレッシングを貼付後浸出液及び創周囲皮膚の解析を行った。その結果、ハイドロセルラーフォームドレッシング貼付により浸出液中レプチン濃度の増加及び創周囲皮膚中ヒアルロナン合成が促進し、創傷治癒が促される可能性が示唆された。
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PLoS One
巻: 8(8) ページ: e73988
http://www.rounenkango.m.u-tokyo.ac.jp/http://www.nodai.ac.jp/safety/index.html