研究課題
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胎生期フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)曝露は、新生仔のグルコース濃度を減少させ、低栄養状態を引き起こした。また、グルコースが重要な栄養源となる脳での影響を検討したところ、記憶に関わる因子がDEHP曝露によって変化した。また、離乳後に高脂肪食を摂取すると、記憶に関わる多くの因子が変化しており、食事環境による影響が認められた。これらのことから、胎生期DEHP曝露は低栄養状態を引き起こし、成長後の脳へ影響を与える可能性が考えられた。これらのメカニズムについては更なる検討が必要である。
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