研究課題
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ジアミド型化合物フルベンジアミドは、リアノジン受容体(RyR)を標的とし、チョウ目昆虫のみに選択的に高い殺虫活性を示す農薬である。しかし、チョウ目RyRに対するフルベンジアミドの高い選択性における分子・構造生物学的基盤は未解明である。本研究では、フルベンジアミドにおけるチョウ目(カイコ)昆虫RyR選択的結合機構の解明を目的とし、以下の項目について明らかにした。(1)ケミカルバイオロジー的手法を用いた結合部位の特定(2)カルシウムイメージングによるカイコRyRとフルベンジアミド非感受性RyRとのキメラによる結合部位の確認
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