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2013 年度 実績報告書

ヒト歯髄幹細胞による自己免疫性脳炎の治療効果とそのメカニズムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 24890135
研究機関岡山大学

研究代表者

秋山 謙太郎  岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (70423291)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
キーワード歯髄幹細胞 / 実験的自己免疫性脳炎 / 抑制性T細胞 / 免疫寛容
研究概要

本研究は炎症性中枢神経疾患モデルである実験的自己免疫性脳炎(experimental autoimmune encephalomyelitis; EAE)マウスに対 して,ヒト抜去歯牙より採取した歯髄幹細胞(dental pulp stem cells; DPSCs)を経静脈的に全身投与し,その機能回復効果ならび に傷害神経組織の再生効果を骨髄由来間葉系幹細胞(bone marrow-derived mesenchymal stem cells; BMMSCs)と比較・検討する事を 目的としている. 昨年度は, 生体内で免疫寛容獲得の指標となる抑制性T細胞(Tregs)の分化誘導および,炎症性Th17細胞の分化抑制作用をin vitro 共培養系で比較した結果, BMMSCs,DPSCsともにTregsの分化誘導および炎症性Th17細胞分化抑制効果を示したが, Tregsの分化誘導効果, 炎症性Th17細胞分化抑制効果のどちらにおいても,BMMSCsはDPSCsと比べてより高い効果を示す結果となった. 本年度はEAEモデルマウスにDPSCsまたはBMMSCsを全身投与し,その治療効果を比較検討した結果,EAEモデル於いて有意に低下したTregsがBMMSCs, DPSCsのいずれの投与群に於いても回復し,その誘導効果はBMMSCsのほうが有意に高かった.

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2015-05-28  

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