研究課題
研究活動スタート支援
本申請では、FABP遺伝子ノックアウトマウス及び各種培養細胞への強制発現系を用いて、FABP分子群の細胞内シグナル伝達系の制御にかかわる分子メカニズムについて検証した。その結果、1. FABP5/7分子が、オリゴデンドロサイト系細胞の分化過程に関与していることが判明した(Sharifi et al., Cell and Tissue Res 2013)。2. FABP3遺伝子ノックアウトマウスでは、認知・情動行動の異常が観察された。FABP3分子が、中枢神経系においてGABA合成酵素のグルタミン酸脱炭酸酵素67(GAD67)発現調節を介して、GABAの放出を制御していることが判明した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (18件) 備考 (1件)
Advances in Alzheimer's Disease
巻: 2 ページ: 161-170
Cell and Tissue Res
巻: 354 ページ: 683-695
Brain Res
巻: 1520 ページ: 157-167
PLoS One
巻: 8 ページ: e60863
J Pharmacol Sci
巻: 12 ページ: 212-226
J Neurochem
巻: 121 ページ: 44-53
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~org-anat/