研究課題/領域番号 |
24890190
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
前島 英恵 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (80638172)
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研究協力者 |
内本 一宏 横浜市立大学, 医学部, 助教 (50710951)
安藤 富男 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (00193110)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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キーワード | エリスロポエチン / マンニトール / 新生児 / 神経保護 / 神経細胞死 / 麻酔薬 |
研究概要 |
全身麻酔薬は幼弱動物に対して長時間施行すると、広範な神経細胞死を生じることが報告されているが、マンニトールを併用することでエリスロポエチン(Epo)が保護作用を示すかを検討した。7日齢ラットにおいて亜酸化窒素-イソフルラン麻酔6時間施行後、大脳皮質と海馬にアポトーシスの増加を示すCaspase3の増加を認めたが、マンニトール併用Epo投与群においては有意に変化しなかった。また、麻酔群では、血中酸素飽和度はあまり低下しなかったが、二酸化炭素濃度が増加していた。本研究ではマンニトール併用Epoの麻酔薬神経毒性に対する保護作用について明らかな有意性を示すことはできなかった。
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