がん免疫治療のサロゲートマーカーとして末梢全血IFNγ産生能を検討した。免疫治療を行った担癌マウス末梢全血をPHA刺激しIFNγ産生能を検討したが、治療群で上昇したが、上昇は僅かであり、別法での検討を要した。 次にConAにて刺激した所、刺激時間や濃度に比例してIFNγ産生上昇を認めたが、検出濃度が低かったため、ConA濃度を上げての検討も行ったが、若干の上昇は認めたが、マーカーとしての使用は困難と思われた。次にIFNγのmRNAでの検討を行い、24時間刺激にて優位に上昇を認め、測定手法を確立した。 当初は引き続き免疫細胞を培養し治療を行う予定であったが、これらの検討は今後行う事となった。
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