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2013 年度 研究成果報告書

脊髄損傷後の大脳皮質での神経回路の可塑性における逆行性軸索輸送の機能の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24890198
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

大原 亮  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80636986)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
キーワード脊髄損傷後 / 逆行性軸索輸送 / 神経回路の可塑性
研究概要

我々はラットの海馬神経細胞の分離培養の実験で、軸索損傷後に新たな軸索が生じる現象(軸索新生)を認め、さらにp-stat3が損傷シグナルとして逆行性軸索輸送により細胞体まで運搬され軸索新生を引き起こすことを確認した。脊髄損傷モデルラットを用いたin vivoの実験では、ウェスタンブロッティング法を用いた解析では、損傷部、損傷より吻側部のいずれにても、p-stat3の発現上昇を認めた。この結果から、p-STAT3が逆行性軸索輸送により運搬されている可能性が示唆された。しかし、神経回路の可塑性に関与しているかについてはさらなる研究が必要である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Axotomy induces axonogenesis in hippocampal neurons through stat32013

    • 著者名/発表者名
      大原亮
    • 学会等名
      第54会日本神経学会学術大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2013-06-01

URL: 

公開日: 2015-07-16  

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