研究課題
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本研究においてPoly(ADP-ribose) polymerase阻害剤(AZD2281)の陽子線に対する増感効果を細胞レベルで見いだし、その機構がDNA損傷応答を作用点とすることを示した。この結果はAZD2281が光子線治療と同様に陽子線治療においても、少ない有害事象でより高い抗腫瘍効果実現に寄与できる可能性を示唆する。また、放射線増感候補薬剤のin vivoでの有効性検証のため、マウス脳内へのがん細胞株注入により脳転移マウスを作成した。しかし、腫瘍生着率の低さからマウスモデルを大腿部皮下の移植片モデルへ変更した。同モデルにおいてX線とAZD2281併用群での抗腫瘍効果の増強が観察された。
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Applied Radiation and Isotopes
ページ: (In printing)
10.1016/j.apradiso.
Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 24 ページ: 100-106
10.1016/j.bbrc.