研究課題
本研究の目的は、助産ケアモデルの評価を行うために、多言語による“女性を中心としたケア(Women-Centred Care: WCC)-妊娠期尺度”の簡易版の開発を行い、その妥当性と信頼性の検討を行うことである。本研究では、原版(日本語50項目)の簡易版尺度(WCC-23J)を作成し、それをもとに英語の簡易版WCC-23Eを作成した。さらに、それをインドネシア圏で使用できるように、インドネシア語の簡易版WCC-23Iを作成した。作成したWCC-23Iをインドネシアにおいて、371人の女性を対象に配布し、その妥当性と信頼性の検討を行った。その結果、WCC-23Iは4因子構造であり、信頼性を示すクロンバックのα係数は、4因子とも概ね高いことがわかった。作成した尺度が、異文化でのWCCの概念を捉えらえているかの検討は今後の課題である。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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