術後せん妄発症予測スケールの妥当性の検証

2012 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 24890254
• 研究機関: 東京女子医科大学
• 研究代表者: 原沢 のぞみ 東京女子医科大学, 看護学部, 助教 (10623077)
• 研究期間 (年度): 2012-08-31 – 2014-03-31
• キーワード: せん妄 / 脳神経外科 / 予測 / 高齢者 / 周手術期 / 看護

研究概要

本調査は、脳血管疾患により予定手術を受ける患者に対して開発した、術後せん妄発症予測スケールの妥当性を検証するため、所属機関の倫理委員会での承認を2012年12月21日に得た。調査は、脳神経外科病棟の看護師へ、調査対象者である脳血管疾患患者のせん妄状態の評価を依頼する必要があり、調査施設との交渉の結果、調査開始可能期間が2013年7月以降となった。調査開始までの期間は、病棟への説明および調査用紙に関する準備を行った。
また、術後せん妄発症予測スケールの開発に関して、今後の調査への示唆を得るため、IAGG（国際老年学会議）への演題登録を行った。その結果、ポスター発表として採択されたため、2014年6月の学会発表に向けたポスター作成などの準備を行った。

現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

調査対象施設との調査開始時期に関しての調整において、病棟の状況を鑑みた結果、調査開始可能時期が2013年7月以降となったため。

今後の研究の推進方策

2014年7月以降の調査開始に向け、事前準備を済ませておき、調査が開始できる時期となった際に、円滑に調査が開始できるようにしておく。