【目的】飲料習慣改善は、他の食事改善と比較して軽負担で減量効果が期待できる。そこで、甘味飲料摂取改善による減量プログラムの開発を行った。【方法】多機能携帯端末を用いた飲料摂取に着目した保健指導教材を開発した。まず市販飲料に関するデータベースを構築し,データベースを活用した保健指導タブレットアプリを開発した。【結果】アプリの内容構成は、一日・一週間あたりの飲料の摂取量あたりのカロリー量(ごはんやパン換算)、摂取カロリー相当の運動量算出機能、飲料摂取が減少した場合の体重減少量予測機能となった。本研究で開発した保健指導教材は、新しい教材として活用が期待されると共に、今後は介入研究を実施予定である。
|