研究課題/領域番号 |
24890303
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研究機関 | 公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団 |
研究代表者 |
小野 恵子 公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団, その他部局等, 研究員 (10339773)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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キーワード | 訪問看護 / 居宅介護 |
研究概要 |
本年度の研究実績の概要としては、データ分析をするためのデータファイルの数(アセスメントデータ、再アセスメントデータ、月別の介護給付データ)が多く、連結されていないため、1年次の分析のはじめとして、解析用のデータベースの整備に時間を要した。1年次は、アセスメントデータのスクリーニングを行い、居宅介護利用者の概要を把握するまでに至った。特に、訪問看護で必要とされるデータの1つとして居宅介護利用者の褥瘡有症率などを分析し、褥瘡と認知機能との関係を分析した。今後は、訪問看護利用者との関係をみていくため、1年次の実績として、月別の介護給付データのデータ加工・スクリーニング、および連結を行うための、データの整理も行った。 2年次に、目的に従ってデータ分析をするためには、データファイル(アセスメントデータ、再アセスメントデータ、月別の介護給付データ)をすべてまとめてデータ加工する必要があり、今年度はそのデータの整備を行った。 また、文献検索もすすめており、訪問看護のみの研究ではなく、居宅介護の中の訪問看護という視点の研究は少ないことがわかった。今後、海外文献も参考にしたり、日本の研究をもう少し検索したりして、分析を考察できる視点を深めていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究で用いるデータベースは2種類ある。1つ目のデータベースは、アセスメントデータであり、2つ目は、月次介護給付データである。この両者を連結させたデータを作成し、分析をする。しかし、データファイルの数(アセスメントデータ、再アセスメントデータ、月別介護給付データ)が多いため、データ加工に時間を要している。現在、アセスメントデータの加工をし終えた段階であり、さらに、介護給付データの加工、データ連結作業、スクリーニングをする必要があり、やや遅れている状況にある。
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今後の研究の推進方策 |
本研究課題の今後の推進方策については、分析段階に入る前のデータの加工・スクリーニングをすすめていく。データが作成できたら、分析をして、報告書をまとめていく。
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