サブバンド間遷移機構の革新による未踏周波数・室温動作THz-QCL実現に関する研究

2024 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 24H00048
• 研究種目: 基盤研究(S)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 大区分D
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: 平山 秀樹 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (70270593)
• 研究分担者: 林 宗澤 東北大学, 電気通信研究所, 特任准教授 (40585155) ; 王 利 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 研究員 (50804035) ; 藤川 紗千恵 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (90550327)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31

学術的意義、期待される成果

テラヘルツ量子カスケードレーザー（THz-QCL）は非破壊・透視検査用や次世代通信用の光源として非常に重要であり、その「常温発振動作」と「周波数領域の拡大」を実現するという本研究の目的は明確である。また、窒化物半導体を基盤とするTHz-QCLというアプローチも独創的である。応募者は半導体エピタキシーと半導体レーザーに関する研究遂行能力が高く、上記の目的を達成して世界を先導する成果となることが期待できる。