研究課題
基盤研究(A)
本研究により水田遺構土壌中のプラント・オパールからイネの遺伝情報を抽出する技術、年代評価法が確立されることで、各地で栽培されたイネの種類、稲作の変遷状況などが明らかとなり、時間と空間を網羅した日本稲作史研究が可能になると期待される。研究手法の斬新さ、分析対象の明確さ、準備状況、歴史学、考古学、農業史の連携補完を目指す体制、自治体の埋蔵文化利用に配慮した社会実装を予定している点などが高く評価できる。