研究課題
基盤研究(A)
縄文時代の集落全体の人骨分析から当時の家族観を探るという問いは明確である。形質の類似性のみに頼って家族観を提示してきた旧来の研究に対して、DNA分析を用いた新たな研究手法を集落全体に適用することで問題を乗り越えようとする本研究には、十分な革新性が認められる。試料は揃っていて準備状況もよく、応募者らの業績から研究遂行能力も期待できる。