液滴トランスクリプトーミクスによる相分離を介した細胞分化制御機構の解明

2024 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 24H00652
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分57:口腔科学およびその関連分野
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 久保田 聡 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (90221936)
• 研究分担者: 西田 崇 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (30322233) ; 服部 高子 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (00228488) ; 高江洲 かずみ (河田かずみ) 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10457228) ; 滝川 正春 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (20112063) ; 青山 絵理子 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10432650) ; 大野 充昭 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (60613156)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31

学術的意義、期待される成果

細胞内で複数同時に進行する転写の制御を液-液相分離による液滴形成という視点から解明を試みる点は新鮮である。応募者が長年研究に携わってきた軟骨最終分化におけるCCN2の発現制御をツールとして用いることは大きなアドバンテージであり、軟骨の分化制御機構解明を通じ、細胞分化における転写機構の一部が解明される可能性がある。