解空間の形状に着目した組合せ遷移の理論：計算量解析の高精細化とソルバー新技法

2024 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 24H00686
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 伊藤 健洋 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (40431548)
• 研究分担者: 宋 剛秀 神戸大学, DX・情報統括本部, 准教授 (00625121) ; 小林 靖明 北海道大学, 情報科学研究院, 准教授 (60735083) ; 野崎 雄太 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 講師 (40822648)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31

学術的意義、期待される成果

本研究は、NP完全よりも難しい問題のクラスであるPSPACE完全に属する組合せ最適化問題に挑むものであり、学術的意義は高い。特に、解空間の直径と幅という、問題の特徴にフォーカスをあてた具体的なアプローチを提案している点が学術的意義が高い。事故時の給電計画は社会実用上も重要であり、本研究の進展が期待される。