人間の視覚系の情報処理過程のシミュレーションモデルの構築

2024 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 24H00721
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分61:人間情報学およびその関連分野
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 西田 眞也 京都大学, 情報学研究科, 教授 (20396162)
• 研究分担者: 吹上 大樹 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部, 研究員 (50869302)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31

学術的意義、期待される成果

本研究は、視覚系のメカニズムを説明する計算モデルを実験的知見に基づいて構築する研究であり、学術的に重要かつ意義が高い。知覚の仕組みを生物学的制約を考慮せずに機械学習の立場から取り扱おうとする研究が多いなかで、本研究は心理・生理学的知見に基づいた視覚メカニズムのモデルを構築しようとする正統的な取り組みである。適切な課題設定と合理的解決手段による堅実な計画になっており、目標の達成が十分に期待できる。