| 研究課題/領域番号 |
24K00055
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| 研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
齋藤 希史 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (80235077)
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| 研究分担者 |
徳盛 誠 東京大学, 大学院総合文化研究科, 講師 (00272469)
金沢 英之 北海道大学, 文学研究院, 教授 (00302828)
道坂 昭廣 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (20209795)
馬場 小百合 明治大学, 国際日本学部, 特任講師 (30823174)
田村 隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70432896)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| キーワード | 東アジア古典学 / 古典注釈 |
| 研究実績の概要 |
本年度は、齋藤がこれまでの研究プロジェクトを踏まえ、統括として注釈全体を見わたす視野を確保しつつ、六朝期の詩文および時代を通じての文学論の注釈を考察し、道坂昭廣(京都大学)が唐代の詩文の注釈、金沢英之(北海道大学)および徳盛誠(東京大学)が、『日本書紀』の注釈、田村隆(東京大学)は、『源氏物語』の注釈、馬場小百合(帝京大学)は、『古事記』と『万葉集』の注釈を再検討し、それぞれ考察を進めた。 また、ハイブリッドでのセミナー開催を積極的に進め、①最新の成果を研究方法の実践へと結びつけるセミナーや次世代研究者の発表と討議を中心としたワークショップ等を総計9回開催、②それにもとづいた論文・著書の発刊、③日本の漢字文を学ぶための英語教材のドラフト作成の継続によって、研究の足固めを行ない、④また国際協働の一つとして海外の大学と共催のセミナーを北京大学で2回、台湾大学で1回の総計3回開催することができた他、慶應大学斯道文庫の協力のもとに東アジア古典学の基礎となる書誌学に関する実習を総計2回行った。とりわけ、今年度は、海外で日本研究を行う若手研究者へ学習機会の提供のため、日本研究を専攻する留学生を対象とした書誌学実習を開催した他、北京大学で開催した第2回国際シンポジウムでは、前年度よりも内容・規模共に大きく充実したものとなった。また台湾大学では同時通訳者、発表者及びコメンテーターを台湾大学の学生と東京大学の学生から募り、所属機関と言語を超えた研究討議を初めての試みとして開催し、成功裏に終了した。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究ではワークショップやセミナーの開催が研究遂行の中心的方法であるが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う対面開催中止の経験からオンライン開催の方法を学び、現在ではハイブリッド開催を通常として行うことが出来るようになったため、移動の負担が軽減し、国内遠方や海外の研究者を交えたセミナーやシンポジウムの開催が容易になった。 また、Web会議システム内のツールの活用により、同時通訳を介したセミナーの開催が可能になり、言語を超えた研究討議も進められ、分担者それぞれの研究活動も着実に進んでいる。
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| 今後の研究の推進方策 |
今年度はハイブリッド式会議の採用により、遠方や海外の研究者にもセミナーに参加頂くことが出来ただけでなく、Web会議システム内のツールの活用により研究活動の幅を広げることが出来た。しかし、やはり対面で行うことの重要性も感じているところから、次年度も引き続きハイブリッド式を活用しながら、現地に赴いての海外協働のセミナーやワークショップの開催も進めていきたい。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
セミナーをハイブリッド開催とし、研究分担者のうち数名をオンライン参加としたため、旅費の節約ができた。次年度のセミナー開催のための旅費としたい。
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