| 研究課題/領域番号 |
24K04964
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| 研究機関 | 二松學舍大學 |
研究代表者 |
戸辺 玲子 二松學舍大學, 国際政治経済学部, 講師 (90647281)
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| 研究分担者 |
宇野 淳 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 名誉教授 (00349218)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| キーワード | 株式市場 / 流動性 / ティックデータ / 先行遅行関係 / 呼値単位 |
| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、取引所が定める株価の刻みを示す呼値単位が、市場の流動性や市場競争力にどのような影響を与えるのか示すことである。2023年6月、東京証券取引所(東証)は、中流動性銘柄について呼値単位の制度変更をおこなった。同日に私設取引所(PTS)の中でジャパンネクスト証券も呼値単位の変更をおこなったが、ジャパンネクスト証券の売買代金は、制度変更前の約半分に減少した。呼値単位が市場競争力にどのような影響を与えたのかについて、分析をおこなっている。 2024年度は、この2023年6月の東証の制度変更について、東証とジャパンネクスト証券の詳細なデータの整備をおこなった。さらに、整備したデータを用いて競争力がどのように変化したのかについて、価格と流動性の両面から分析をおこなった。分析の結果、制度変更前は優位であったジャパンネクスト証券の価格提示力が低下したこと、また、約定価格の先行性が低下したことが示された。さらに、呼値単位の制度変更の影響は、投資家タイプによって異なることが示された。本研究結果の一部は、日本金融学会2024年度秋季大会において、報告をおこなった(タイトル: Complexity of Tick Size Change When Stocks Are Traded on Multiple Venues)。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
予定通りデータの整備が終了し、実証分析を進めている。
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| 今後の研究の推進方策 |
2024年度に執筆した、呼値単位と東証とPTSの競争力に関する論文を学会等で報告し、改訂していきたいと考えている。同時に、理論面の研究にも取り組みたいと考えている。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
海外学会出張をおこなわなかったことと、追加データの購入の必要がなかったことが2024年度支出金額が少なかった原因である。2025年度は6月に海外出張を予定している。2024年度残額は、これらの経費としても使用する予定である。
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