| 研究課題/領域番号 |
24K05332
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| 研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
實方 由佳 岩手県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (90562207)
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| 研究分担者 |
日野原 由未 岩手県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (90783556)
秋本 光陽 岩手県立大学, 社会福祉学部, 講師 (20910095)
林 典子 白鴎大学, 教育学部, 助手 (00620444)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| キーワード | 児童養護施設 / アウトカム評価 / 施設訪問アドボカシー / ニーズ評価 / セオリー評価 |
| 研究実績の概要 |
本研究では児童養護施設入所児童のための意見表明権保障(以下、施設訪問アドボカシーシステム)がもたらすアウトカムをプログラム評価の手法に基づいて段階的・体系的に評価し、システム構築過程を可視化することを目指している。2024年度はニーズ評価およびセオリー評価を行った。ニーズ評価については、岩手県内児童養護施設(6カ所)およびそこに入所する児童(以下、入所児童)を対象としたニーズ調査を実施した。入所児童を対象とした質問紙調査は、無記名式を採用した。対象となる入所児童は、先行研究を参考にしつつ、岩手県内の児童養護施設(全6カ所)に入所する9歳以上の子ども(小学校中学年以上)とした。対象者のリクルート方法は、各児童養護施設長に依頼し、対象年齢の子ども全員(以下、調査対象者)に対して説明文書および質問紙を配布して頂くよう依頼した。入所児童の権利の保障状況についてはおおむね良好であるものの、プライバシー保障など一部についての保障が十分でないことが推察された。 セオリー評価については、児童養護施設入所児童の意見表明権保障に関するロジックモデルを作成した。セオリー評価はプログラムの改善に資する情報を得る上で有効であり、ロジックモデルはセオリー評価を行うためのツールとして活用される。制度化されている施設訪問アドボカシー(意見表明等支援事業)についてロジックモデルを構築した。作成したロジックモデルについて、社会的ニーズとの整合性および論理性・説得力の観点を判断基準として施設訪問アドボカシー制度(意見表明等支援事業)についてのセオリー評価を行った。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
申請当初の計画通り、ニーズ評価、セオリー評価、は実施できており、今年度中には論文投稿を予定している。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度はプロセス評価の実施を予定している。研究対象としている岩手県内の意見表明等支援事業については、2024年度に1施設でのモデル事業が展開だったが、2025年度には県内全域への展開が予定されている。これを踏まえ、意見表明等支援事業を実際に担っている支援団体へのヒアリングを予定している。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
分担研究者の業務都合により、研究打ち合わせなどをオンラインで行うなど、予定されていた旅費の支出が大幅に削減された。また、研究対象となっている岩手県が行う意見表明等支援事業の事業規模も事業開始初年度ということで限定的(地域や実施回数が限定的)だったことから、それに合わせた研究規模となった。以上が次年度使用額が生じた理由である。 次年度も不必要な支出の内容研究費の適正使用を心がけ、十分な研究成果を上げられるよう努めていく。
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