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2024 年度 実施状況報告書

社会的養護に関する養護教諭の専門性向上研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 24K06011
研究機関京都女子大学

研究代表者

大川 尚子  京都女子大学, 心理共生学部, 教授 (70369685)

研究分担者 石崎 優子  関西医科大学, 医学部, 教授 (20411556)
古川 恵美  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20636732)
鈴木 依子  京都女子大学, 発達教育学部, 特任教授 (80341816)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
キーワード社会的養護 / 養護教諭 / 里親
研究実績の概要

【目的】養護教諭は、様々な心身の健康上の問題を抱えて保健室に来室する児童生徒に対応しており、実親以外の家族への配慮を理解することは、養護教諭の専門性の担保となるだけでなく、喫緊の課題である。養護教諭の社会的養護に関する知識を明らかにすることを目的とした調査を実施した。
【方法】2025年1月、全国の養護教諭を対象に、社会的養護に関する自記式質問紙調査を実施した。調査内容は、養護教諭の社会的養護の制度に関する知識、および社会的養護を必要とする子どもとその保護者が直面する課題について調査した。
【結果】1 学校の種類別に社会的養護に関する知識・理解度を比較したところ、差は見られなかった。2 里親家庭の児童生徒の有無別に社会的養護に関する知識・理解度を比較したところ、有意な差が見られた。3 児童福祉施設などの福祉施設に通う児童生徒の有無別に社会的養護に関する知識・理解度を比較したところ、差は見られなかった。
【考察】養護教諭は、社会的養護の制度に関する知識と理解、そして実親以外の家族への配慮を持つ必要があるが、調査結果では低率であった。養護教諭による里子・養子およびその保護者への支援に重点を置き、里親・養親への長期的な支援を行っていくためには、学校で実現できる「社会的養護」や「里親・養親」への理解や支援方法について、養護教諭の専門性を高める研修プログラムが必要であるためその内容を検討していきたい。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

養護教諭の社会的養護に関する知識を明らかにすることを目的とした調査を実施し、分析結果をSNI2025 (第22回国際スクールナース学会)で発表予定である。

今後の研究の推進方策

2025年度は、養護教諭を対象に面接調査を行う予定である。養護教諭が健康相談の場面でとらえている愛着形成に課題がある児童生徒への支援については、保健室を主とした場面でのエスノグラフィー調査を中心とする。

次年度使用額が生じた理由

質問紙調査の方は実施できたが、インタビュー調査の方は、質問紙調査の結果を受けて調査内容を再検討したいと考えており、まだ開始できていない状況であるため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2025

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Survey of school nurses' attitudes towards social welfare2025

    • 著者名/発表者名
      Naoko Okawa, Yoriko Suzuki, Yukimi Nishikawa, Kaori Yano, Noriko Hasegawa, Emi Furukawa, Yuko Ishizaki
    • 学会等名
      22nd Biennial School Nurses International Conference Japa... School Nurses International
    • 国際学会

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公開日: 2025-12-26  

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