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2024 年度 実施状況報告書

中耳側頭骨手術における術中神経モニタリング新技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24K12728
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大石 直樹  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10348740)

研究分担者 細谷 誠  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30645445)
高橋 英俊  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90625485)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
キーワード顔面神経鞘腫 / 顔面神経麻痺 / 術前筋電図 / 術中神経モニタリング
研究実績の概要

中耳側頭骨手術における顔面神経モニタリングに最適な刺激電極について、従来頭蓋底手術で使用していたFREMAP電極の使用に加えて、新たに銀ボール電極の使用も症例によって有効であることが確認でき、有効な刺激電極を確立することができた。すでに実際の手術での利用可能な電極が複数揃ったことで、新たな電極の作成を行う必要性が乏しいことが確認できた。また、側頭骨内顔面神経鞘腫の手術症例がこの1年で順調に増加し、術前ENoG値と術中FREMAP値、術前後の顔面神経麻痺スコアに関する知見を積み重ねることができた。次年度での基準値作成に向けて、必要なデータをほぼ揃えることが可能であった。今後の側頭骨内顔面神経鞘腫に対する診療アルゴリズムの策定に向けて必要なデータの集積が進んだ。

現在までの達成度
現在までの達成度

1: 当初の計画以上に進展している

理由

側頭骨内顔面神経鞘腫の手術に最適な刺激電極の開発が研究目的の1つであったが、利用可能な刺激電極を確立することができた。また、手術症例が当初の予定を超えるペースで増加し、次年度の解析に向けて十分な臨床データが蓄積してきている。

今後の研究の推進方策

次年度では、側頭骨内顔面神経鞘腫の診療アルゴリズムの制定を目指し、初年度で得られたデータの解析を予定している。

次年度使用額が生じた理由

新たな電極の作成に必要と見込んでいた物品費が、当初の計画に比べてかからなかったために、次年度使用額が生じた。次年度は、初年度に蓄積されたデータを解析し、学会発表、論文化を行っていくための人件費、旅費、論文投稿費などに使用する予定である。

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公開日: 2025-12-26  

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