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2024 年度 実施状況報告書

大規模公的医療・介護データを用いた死亡前受療行動の分析とACP普及に向けた提言作成

研究課題

研究課題/領域番号 24K13505
研究機関大阪大学

研究代表者

平山 敦士  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20637350)

研究分担者 福田 治久  九州大学, 医学研究院, 准教授 (30572119)
川崎 良  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70301067)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
キーワード終末期医療 / 医療ビッグデータ / 公衆衛生学
研究実績の概要

研究目的1に該当するLIFE studyを用いた死亡前医療受動行動の分析については、現在入手可能な11市町村のデータに関して研究対象期間中の全死亡者数を同定し、死亡日の特定ロジックを完成し、死亡小票のデータを用いた死因病名も特定した。研究では死亡日から1年間遡りその期間の受療動向を分析することを目的としているが、その主たる項目である「救急外来受診」に関して医科レセプトだけでは完全に把握できない可能性があることが判明し、この点について共同研究者と協議を重ねている。具体的な解決方法の一つとして、1市町村に関しては救急活動記録を突合させることが可能そうであり、解析対象が1市町村に限定される部分はネックであるが全体のパッケージを提示可能になると考えている。
研究目的2の部分については、研究フィールドの選定を進めており京都府内の1市町村および兵庫県内の1市町村で研究構想をもとに協議を開始している、特に兵庫県内の市町村については地元医師会の会長を含む複数のステークホルダーとコンタクトを取ることができており、実現の可能性が高いと考えている。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

研究課題1に関してやや遅れているといえる。理由は前述の通り今回の主たる解析対象である救急外来受診の、現在共同研究者と協議を進め、一部の市町村について利用可能な救急隊の活動記録との突合を行うことによって受療動向を同定することが可能かを検討しており、これが実現できれば解析対象は一市町村のみに限定されるが完結する見込みである。
研究課題2については研究フィールドの選定を進めており、初年度の進捗としては予定通りに進んでいるといえる。

今後の研究の推進方策

研究目的1に関して2025年6月上旬をめどに1市町村の救急活動記録との突合を行い、解析データセットを完成させ、8-9月頃目途に論文投稿を行う予定である。並行して2025年度前期に2024年度中に執行できなかった研究解析用PCの購入などを進める。
研究目的2に関しては並行して研究フィールドの選定を進め、ステークホルダーに研究構想を共有するとともに、各種学会の参加などを通じて質的研究の経験が豊富な研究者とネットワークを広げ研究手法についても確立していく見込みである。

次年度使用額が生じた理由

計画通りであれば、初年度中に大規模医療データの分析に着手し物品費として計上した予算を用い高速CPUを有したPCと統計解析ソフトを購入する予定であったがデータ収集に時間を要し2025年度に持ち越しとなった。2025年度前半に当該予算を執行し計画に沿う形での執行を進める予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2025

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 高齢脳卒中患者における長期転帰とリハビリテーションの実施状況:LIFE study2025

    • 著者名/発表者名
      志田瑶、平山敦士、北村哲久、福田治久、川崎良
    • 学会等名
      第35回日本疫学会学術総会
  • [学会発表] 転倒関連負傷による高齢患者の救急搬送件数と患者特徴及び予後:大阪府全域を網羅した救急データベース解析2025

    • 著者名/発表者名
      升井淳、平山敦士、北村哲久、川崎良
    • 学会等名
      第35回日本疫学会学術総会

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公開日: 2025-12-26  

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