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2024 年度 実施状況報告書

難民定住地における性暴力被害者による被害者支援の可能性の検討~支援策構築の試み

研究課題

研究課題/領域番号 24K13688
研究機関聖マリア学院大学

研究代表者

秦野 環  聖マリア学院大学, 看護学部, 准教授 (00352352)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2028-03-31
キーワード女性を対象とした暴力 / 被害者による被害者支援 / 女性難民
研究実績の概要

本研究の目的は、性とジェンダーに基づく暴力の被害者(Sexual and Gender based Violence, SGBVサバイバー、以下、SGBVサバイバーと記す)の女性たちが暴力を受けた後、自身の心身の健康を何とか保ちながら生きていくために、どのようにして生きてきたのか、どのような支援を求めていたのか、また、どのような支援であれば同じSGBVサバイバーに提供できると考えているのかを抽出し、SGBVサバイバーによるSGBVサバイバー支援の一助を構築することである。この研究は、科研番号19K11212「ウガンダ難民定住地における女性を対象とした暴力の実態調査」の調査活動から得られた知見を基に構築しようとしているものである。
調査対象地域は、主に南スーダンからの難民を多く受け入れてきた難民定住地であるが、2023年4月15日発生したスーダン共和国内における武力衝突発生から多くの難民が近隣諸国に逃げたために、ウガンダも多くを受け入れることとなり、当該研究対象地であるKiryandongo Refugee Settlement も多くが流入している。当該難民定住地は、このスーダン難民の流入以前から、キャパシティを大きく超えて難民を滞在させていることから、難民の生活は困難を抱えてきている。
本年度は初年度であり、当該難民定住地における実質の調査活動をおこなうために当該国国連機関、その現地オフィス担当官との協議を開始した。加えて、研究の協力者となれる難民女性へのコンタクトを開始したが、当該難民定住地からすでに移動しており、遠隔で新たな協力者を発見することに現在は困難があり、研究協力者の開発が重要になっている。研究者の所属機関における研究倫理審査委員会からは研究実施に対する承認を得ているため、所属機関における業務調整を行い、現地調査を開始したいと考えている。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

研究調査地における協力者とのコンタクトが困難になったことから、調整を進めることが遅れ、研究倫理審査の準備が遅れたことが最大の原因である。

今後の研究の推進方策

令和6年度に行った準備を基に、現地調査を開始する。
令和6年度は、教育部分に派生する業務が多大となってしまい研究活動に十分な時間配分が困難であったため、今年度は調査に十分な時間配分ができるように、業務調整を行い研究活動に取り組む予定である。

次年度使用額が生じた理由

当該年度(令和6年度)に、経費利用をしての活動が伴わなかったことから、次年度への繰り越しが発生した。
令和7年度には、研究調査地を訪問し、研究への参加に同意くださった難民女性15名~20名を対象に個別面接を行う。個別面接終了後、次年度(令和8年度)以降のフォーカスグループディスカッション(FGD)への参加の意向について確認する。この渡航のために旅費約45万円(物価や円価格の変動により高まる可能性がある)、人件費・謝金約30万円(渡航費に同じ)を使用予定。
加えて、日本国内におけるトラウマ関係の学会として、日本トラウマティック・ストレス学会学術集会に参加し、知見を得る予定である。学会参加費と学会地(東京)への旅費を使用予定である。

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公開日: 2025-12-26  

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