ドイツにおける反セム主義と対イスラエル批判をめぐる変容

2024 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 24K21179
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分6:政治学およびその関連分野
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 錦田 愛子 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (70451979)
• 研究分担者: 武井 彩佳 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (40409579) ; 田村 円 慶應義塾大学, 商学部(日吉), 講師 (30983358) ; 山本 健介 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (60829703)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2028-03-31

学術的意義、期待される成果

イスラエルに対する批判がドイツ等の欧米諸国でますますタブー視され、関連する学術研究も阻害される国際情勢のなか、近年における反セム主義の動向を正面からテーマとして取り上げるとともに、タブー視からは比較的自由な日本において研究拠点の構築を目指す本研究は、社会に与えるインパクト・貢献の可能性ばかりか、グローバルな学術界において、これまでの学術の体系や方向性を変革・転換させる潜在性をも備えている。