研究課題
挑戦的研究(開拓)
自己免疫疾患治療薬フィンゴリモド代謝物が、Gタンパク質共役型受容体(GPCR)の一つであるS1PR1を分解する構造基盤についての独自の成果を梃子に、GPCRの細胞内リサイクリング機構の一端を解明しようとする挑戦的な課題である。GPCRは主要な創薬ターゲットであることから、本研究はその成果として、GPCRの細胞内動態の解明やその細胞内動態を調整する化合物の創出など、薬学領域に多くの有益な知見を提供することが期待できる。