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2024 年度 実施状況報告書

ポスト・スハルト期インドネシアにおける修復的司法の受容に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24K22694
研究機関名古屋大学

研究代表者

神内 陽子  名古屋大学, 教育発達科学研究科, 助教 (30993258)

研究期間 (年度) 2024-07-31 – 2026-03-31
キーワードインドネシア / 刑事司法改革 / 修復的司法 / アダット(慣習) / 対話と参加
研究実績の概要

本研究は、近年、刑事司法制度改革の柱としてインドネシアで進められている修復的司法(Restorative Justice)の導入について、修復的司法がもつとされる諸価値のうち、「対話」や「参加」、「エンパワメント」といった教育的価値がインドネシアの地域固有の文脈の中でいかに解釈され受容されているのかを明らかにすることを目的としている。そのための具体的なリサーチクエスチョンとして、(1)関係法令において修復的司法がどのように規定されているのか(制度研究)、(2)修復的司法の制度化にあたり、どのような議論がなされているのか(言説研究)、の2つを設定した。
初年度は、①研究環境の整備、②上記(1)にかんする資料の収集および分析、③上記(2)にかんする資料の収集および分析(一部)を行った。
まず①については、研究に使用する機器を購入・設置したほか、修復的司法や法多元主義、法整備支援、インドネシア地域研究などにかんする参考文献を収集し、研究が始められる環境を整えた。
また②③については、インターネット上で公開された関連法令(法律、政令、省令、行政/司法機関による規程や通達、地方規則など)の収集、ニュース記事や政府機関および民間団体のウェブサイトに掲載された情報の収集、およびナショナル・カンファレンスやセミナーの録画記録の視聴を行い、その一部を分析した。これらの成果は、博士学位論文を基にした書籍に加筆して公表したほか、学会発表も行った。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度は当初の予定どおり研究環境の整備を行うとともに、資料を収集し、その一部を分析して発表することができた。このことから、現時点で、研究はおおむね順調に進展しているといえる。

今後の研究の推進方策

次年度は、初年度に収集した資料をさらに分析し、引き続き学会や研究会等で発表するとともに、成果を学術論文としてまとめる予定である。また資料の収集にあたって、次年度は現地での文献調査や聞き取り調査も検討している。

次年度使用額が生じた理由

当初計画していた資料収集および学会・研究会での発表が十分にできなかったため、次年度使用額が生じた。そのため、2年目となる2025年度に資料収集および発表を行う予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2025 2024

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] インドネシアにおける刑事司法改革に関する一考察:修復的司法の導入をめぐる議論から2024

    • 著者名/発表者名
      神内陽子
    • 学会等名
      東南アジア学会
  • [図書] インドネシアの少年非行と教育:国家・慣習・宗教からのアプローチ2025

    • 著者名/発表者名
      神内陽子
    • 総ページ数
      542
    • 出版者
      東信堂
    • ISBN
      978-4-7989-1953-9

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公開日: 2025-12-26  

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